毎年、冬の時期になると思い出す1組のお客様がいます。
入社して1年目の2月14日、忘れもしないバレンタインの結婚式―
私が以前働いていた一宮のお店ルージュブランでのことです。
初めておふたりにお会いしたのは入社間もない6月。
とーってもよく喋るおふたりを目の前に、新入社員の私が何を話してどんな風に会場案内をしたのか、正直、全然覚えていません。
でも、緊張して上手に話せていなかったと思います。
新婦さんはルージュブランに列席経験があり、「今までの結婚式で一番楽しかったから!!」と会場見学に来てくださり、ご成約をいただきました。
時期も悩みに悩みましたが、冬、そしてナイトウエディングがいい!!と。
そこから結婚式に向けての打ち合わせがスタートするのですが、おふたりともこだわりが強く、1年目の私にはすぐに答えられないことやわからないこともあり、もどかしい思いをしたことも何度もありました。
でも、とっても面倒見の良いおふたりで、お家にお邪魔した時はおいしい手料理を振舞ってくれて、スタッフ全員の顔と名前を憶えてくれて、ルージュブランのことを本当に大切に思ってくれているお客様でした。
私の不注意で迷惑を掛けてしまったときも、「私たちのプランナーはしほちゃんだから、結婚式まで一緒に頑張ろう」と言ってくれました。
ナイトウエディングだから出来ること、バレンタインだから出来ること、ふたりだから出来ること、そしてルージュブランだから出来ることは何なのか、3人で何度も何度もシュミレーションをしながら考えました。
そして迎えた結婚式当日。
シェフがこつこつ作ってくれたお家のまじぱんが乗ったウエディングケーキも、スタッフ全員で参加したお色直し入場も、チョコレート&ホワイトチョコレートファウンテンも大成功!!
たくさん笑って、たくさん泣いた1日でした。
※とってもなつかしい1年目の写真です
結婚式が終わった後、
「一緒に笑って、一緒に泣ける式が出来て良かった」
おふたりからそんな言葉をいただきました。
私は今でもこの言葉が忘れられません。
新郎新婦やゲストと、一緒になって笑って泣ける結婚式が出来るのはブラスだけだと思います。
Smaile&Tears~笑いと涙の結婚式~
全スタッフが持っているクレドカードにもこの言葉が書いてあります。
私たちが思い描く最高の結婚式が出来たこと、新郎新婦も同じことを思ってくれたことが本当に嬉しかったんです。
その時から私の目標は、
「一緒に笑って、一緒に泣ける結婚式をつくること」になりました。
ヴェールノアールでは明日も結婚式があります。
しかも、冬のナイトウエディング!!
担当の阿曽は明日の準備真っ最中!私は今からBGMの練習をします!
明日も笑いと涙の1日になりますように…☆
本日のブログは川合がお届けしました。
岐阜県羽島市の結婚式場・ゲストハウス
ヴェールノアール